春が来たかなと思ったら全国的に夏のようになっていますが、いかがお過ごしですか。
今日もご好評いただいている、あのコーナー。絵本紹介です。
今日、絵本を紹介してくれているのは、現役保育士の原山さん。
今日のお話は、これまたユニークな一冊です。
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だるまさんの
かがくい ひろし/さく
「目」「手」「歯」… だるまさんにあるもの、ぼくやわたしにもあるかな?
保育士になり、子どもは言葉で説明するよりも視覚的に物事を伝えた方が理解しやすいのだとよく感じます。
「今日はお外で遊んで、帰ったら手を洗って、その後お茶を飲むよ」とお話しするより、
園庭、水道、コップの絵や写真を並べて置くと、子ども自身がそれを見て行動しようとします。
保育士1年目で2歳児クラスを担任した際、1日の流れを表にしただけで、こんなにも理解できるのか!と私自身とっても驚いたことがありました。
そんな力を持っている子どもたち。
『だるまさんの』の絵本を見ながら身体のイメージを掴むのはあっという間でしょうね。
そして、何度も出てくる『だ る ま さ ん の』というフレーズ。私は、子どもたちと身体を左右に揺らしながらリズムも楽しんでいます。
お家で読む時は、子どもがパパやママの膝にちょこんと座って一緒にユラユラ♪
かわいいだるまさんと楽しい時間を過ごせそうですね!
にじいろ保育園 2歳児担任 原山千咲
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この紹介文も原山さんが書いてくれたのですが、私はこの紹介文を受け取ったとき、原山さん自身が子ども達といっしょにユラユラしている絵が浮かんできました(笑)。
「だるまさんの」・・・で終わっているこの絵本のタイトル。
こりゃ、絵本の扉を開けてみたくなりますね。
ぜひ、みなさんも「だるまさんの」何が描いてある絵本なのか、お手に取って頂ければと思います。
子どもへのお話の伝え方や、子どものハートをキャッチする方法など、一緒に活動をしていると現役保育士さんから学ぶことが多いこと多いこと。各メンバーの持ち味が、十二分に活かせるような…そんなNPOでありたいな~と思っています。
NPO法人からだフシギ 瀬戸山陽子