「からだフシギ」の瀬戸山です。
ご無沙汰している間、子どもにからだのことを教えるこのプロジェクトでは、いままでの教材やプログラムの見直し、今後の活動計画などを着々と立てています。
そして、このプロジェクトの対象である5-6歳児と日ごろ接している、保育士の方々や保育園の看護師の方々と、「からだ」のことを専門にする、看護集団が何かうまくコラボができないかと、模索している最中でもあります。
ブログが滞りがちですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
また、今日はひとつお知らせをしたくてブログを書いています。
もう来週末の話ですが、7月25、26日、千葉市にある東京ベイ幕張ホールにて、日本小児看護学会第25回学術集会が開催されます。今回この学術集会で開かれるテーマセッション(25日(土)、14:00~第3会場)において、「からだフシギ」の活動を取り上げることになりました。
内容は、看護学生が「保育所実習」で5-6歳児に対して企画・実践する健康教育について。今回発表されるのは、このブログでもお話会の様子で登場されている、国際医療福祉大学の小児看護教員である小西美樹さんです。
看護学生の実習には、どの学校でも必ず小児を対象とした「小児看護実習」というものがあるのですが、この大学では小児看護実習の中の1週間を、保育園で実習を行う「保育所実習」にしています。その中で、なんと、学生が保育園児を対象にからだのことや健康的な生活について教える健康教育を行うという課題があるのです。
学生は、からだのことや健康的な生活について、対象となる保育園児の特性に合わせて、分かりやすい教材を用いて効果的に伝えるために創意工夫を凝らします。
実はこの実習の取り組みは、私たちの「からだフシギ」の活動がもとになっている・・というわけ。今回はまず私が話題提供として、これまでの「からだフシギ」の活動についてご報告させて頂いて、それを踏まえて小西さんが、看護学生が保育園児に対して行う健康教育について、報告を行います。それらを踏まえて会場の方々と意見交換をするのが、今回のテーマセッションになっています。
これまでこの発表にかかわるメンバーで数回打ち合わせをしたのですが、その中で出てきたこんな話が印象的でした。
「保育園には当然ながら、子どもを育てる保育を専門とする保育士がいる。そんな中、看護学生が保育園で実習をする意味のひとつは、看護学生は『からだ』を知っていて、『からだ』について子どもに教えられることにあるかもしれない」・・・と。
私が学生時代に恩師に教わった言葉で、「教えることは、学ぶこと」というのがあります。看護学生が子どもたちにからだのことを伝えるとりくみは、文字通り、学生にとって大きな学びとなるようです。テーマセッションの中では、小西さんに、学生の学びについて色々話をしていただく予定。来て下さる方々からのご意見やご感想も楽しみです。
テーマセッションは、
日本小児看護学会学術集会 7月25日(土)14:00~ 第3会場です。
もしよろしければ、覗いて頂けると幸いです。どうぞよろしくお願いします。
※なお、大会への参加に際しては、参加費が必要になります。詳しくは学術集会のホームページでご確認ください。
テーマセッションで配布する「わたしのからだ」の絵本のチラシは、
いつものように、「からだフシギ」のメンバーであるBaby in Meの村松純子さんに準備してもらいました。
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