前回開催から一年以上の時間が経ってしまいましたが、11月26日(日)の午前中に、これまでからだ先生研修会を終えられた方々同士の交流会を開催しました。今回は10名のからだ先生と、NPOスタッフ11名の計20名がオンラインで繋がり、2件の事例報告をもとに活発な意見交換が行われました。
その中で特に、「からだフシギ」の活動がこれから目指していく方向として、2つの大事な視点が取り上げられました。
ひとつはからだ先生自身が活動されると共に、その活動の場が大学であればそこの学生たちに、職場であればそこの同僚の方々へ、この活動への参加を呼びかけることです。実際に大学で学生と共に同好会を立ち上げて活動されていると、そこへ参加している学生にとってはあまり馴染みの無い幼児と接する良い機会となったり、保育園やこども園で活動すると、そこの職員たちへからだのことを子どもに伝える優れた方法だとして受け入れられて、「からだフシギ」の活動をスムーズに広げて行かれる道だと考えられました。
もう一つはこれまでのからだのお話会などの会を自ら催して、そこへ参加者を集めるという方法では、キャンセルがあったりと開催そのものに苦労をしていましたが、子ども食堂や既に子どもが集まっている場所へこちらから出向いて行えば、人を集めなくてはという問題から解放されるということです。
その他にもそれぞれの実例の中で、地域の他のNPOと協働したり、自分たちで工夫して様々な教材を製作したりと、実際に行って初めて気づけるとても参考になるお話が沢山ありました。
参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。