2017年3月7日火曜日

絵本紹介「はけたよ はけたよ」

こんにちは、NPO法人からだフシギの瀬戸山です。

新年度を迎えるにあたって、お子さんに絵本の準備をされている方はいらっしゃいますか。今日も、現役保育士の原山さんより、絵本紹介の記事が届きましたよー。

記事の中には、原山さん自身の、この絵本とのつながりも、エピソードとして載せてくれています^^
子どもを見守り育てる保育士ならではなのか、原山さんの人柄か、なんだかあたたかな視点を感じます。

どうぞお読みください。
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はけたよ はけたよ
文 かんざわ としこ
絵 にしまき かやこ
偕成社


ひとりでパンツが履けないたつくん。
頑張って履こうとするけれど、どてん!
パンツを履かないで外へ出掛けると、いろんな動物がやってきました。
動物たちには、おしりにしっぽがあるけれど、たつくんにはしっぽがない。
お家に帰ると、お母さんはたつくんのおしりをじゃぶじゃぶ洗ってパンツを履くように言いました。

だけど、またどてん!
「しりもちついたまま履けないかな」。。。




あ!履けちゃった!!

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<紹介者 原山さんのエピソード>

この絵本は、私が保育士になる前、大学生の実習の時に、頑張ってね!と幼稚園の頃の担任の先生がプレゼントしてくれた大切な一冊です。

我慢しないでトイレに行くことも、パンツを履くことも、人間の生活にとって、とても大切なことです。
また、ここに登場する動物にはしっぽがあるのに、人間にはない。そんな違い、つまり人の体について知る第一歩にもなると思います。

トイレトレーニングや衣服の着脱など頑張っている子どもたちの背中を、ちょっとでも押してあげられるきっかけになればなと思っています♪

明日葉保育園 2歳児担任 原山千咲


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・・・なんだかこの絵本を手に取ってみたくなる記事ではないでしょうか。


看護師や医師など医療職が中心だった「NPO法人からだフシギ」に、子どもの心をつかむのが上手な保育士の原山さんが加わってくれて、ちょうど1年くらいでしょうか。いまでは、子どものことは原山さんに聞こう♪と思ってしまいます。餅は餅屋・・ですね。

からだフシギの若手ホープです。

今後とも、応援よろしくお願いいたします。


NPO法人からだフシギ 瀬戸山陽子 


2017年3月4日土曜日

絵本紹介です:「おまえうまそうだな」

こんにちは、からだフシギの瀬戸山です。

不定期に行っている絵本紹介。体や健康のこと、生きることなどをテーマにした絵本を、ざっくばらんに紹介していきます。

第2弾も、西山さんから。以下、にしやまさんからの紹介文を引用します。

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おまえうまそうだな

作・絵:宮西達也
ポプラ社

赤ちゃんアンキロサウルスと大人のティラノサウルスとのお話です。

大人のティラノサウルスが赤ちゃんアンキロサウルスを
食べようとしたにもかかわらず、“おとうさん”と呼ばれたことから、
恐竜同士の交流が始まります。

子どもの育ちや教育、親子の絆、巣立ち等が凝縮され、
子どもと大人のそれぞれの思いに共感できることと思います。

恐竜が住む広大な世界が鮮やかな色合いで表現されています。
恐竜が好きな子ども、おとうとやいもうとが生まれた子ども、
おにいちゃん、おねえちゃんになりたい全ての子どもにお薦めです。



目白大学人間学部子ども学科 西山里利(主な担当科目:子どもの保健)

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私は知りませんでしたが、この絵本、皆さんはご存知ですか?
タイトルから、赤ちゃん恐竜が食べられてしまうのかと思いきや・・・・????


普段は、大学で幼稚園の先生や保育士を目指す学生を教えている西山さん。
まだまだ素敵な絵本を知っていそうな予感です。今後もご期待下さい。



NPO法人からだフシギ 瀬戸山陽子