新年度を迎えるにあたって、お子さんに絵本の準備をされている方はいらっしゃいますか。今日も、現役保育士の原山さんより、絵本紹介の記事が届きましたよー。
記事の中には、原山さん自身の、この絵本とのつながりも、エピソードとして載せてくれています^^
子どもを見守り育てる保育士ならではなのか、原山さんの人柄か、なんだかあたたかな視点を感じます。
どうぞお読みください。
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はけたよ はけたよ
文 かんざわ としこ
絵 にしまき かやこ
偕成社
ひとりでパンツが履けないたつくん。
頑張って履こうとするけれど、どてん!
パンツを履かないで外へ出掛けると、いろんな動物がやってきました。
動物たちには、おしりにしっぽがあるけれど、たつくんにはしっぽがない。
お家に帰ると、お母さんはたつくんのおしりをじゃぶじゃぶ洗ってパンツを履くように言いました。
だけど、またどてん!
「しりもちついたまま履けないかな」。。。
あ!履けちゃった!!
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<紹介者 原山さんのエピソード>
この絵本は、私が保育士になる前、大学生の実習の時に、頑張ってね!と幼稚園の頃の担任の先生がプレゼントしてくれた大切な一冊です。
我慢しないでトイレに行くことも、パンツを履くことも、人間の生活にとって、とても大切なことです。
また、ここに登場する動物にはしっぽがあるのに、人間にはない。そんな違い、つまり人の体について知る第一歩にもなると思います。
トイレトレーニングや衣服の着脱など頑張っている子どもたちの背中を、ちょっとでも押してあげられるきっかけになればなと思っています♪
明日葉保育園 2歳児担任 原山千咲
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・・・なんだかこの絵本を手に取ってみたくなる記事ではないでしょうか。
看護師や医師など医療職が中心だった「NPO法人からだフシギ」に、子どもの心をつかむのが上手な保育士の原山さんが加わってくれて、ちょうど1年くらいでしょうか。いまでは、子どものことは原山さんに聞こう♪と思ってしまいます。餅は餅屋・・ですね。
からだフシギの若手ホープです。
今後とも、応援よろしくお願いいたします。
NPO法人からだフシギ 瀬戸山陽子