2016年9月21日水曜日
次回の「からだせんせい」研修会は、1月7日に行います♪
こんにちは、からだフシギの瀬戸山です。
このたび、前回ご好評いただいた「からだ先生」研修会の第2回を行うことが決定しました!
体のことを子どもに伝えたい、体を大事に生活してほしい・・・でもどうやって伝えよう?・・・と思っている保育士さん、幼稚園の先生、司書さん、お父さんお母さん、ご参加をお待ちしております。
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日時:2017年1月7日(土) 13時-16時30分
場所:聖路加国際大学
募集人員:15名
ご応募いただく方:保育士、幼稚園教諭、看護師、保健師、図書館職員、児童館職員、保護者等子どもに関わる方、どなたでも。また学生もOK。
参加費: 2,000円 学生1,500円
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次回は、(現在、鋭意修正中の)わたしの体8冊シリーズの絵本を教材として、子どもたちに体の読み聞かせをすることについて学べるような研修会にする予定です。
保育士さんや幼稚園の先生、お父さんお母さんなど、日ごろ子どもたちに読み聞かせを行っている方々とも一緒になって、子どもに体のことを伝えるにはどうしたらいいか。ディスカッションできればと思っています。
また詳細は決まり次第、投稿していきたいと思いますが、ぜひご参加いただければと思います!
どうぞよろしくお願いいたします!
(参加ご希望の方は、NPOkarada アットマーク gmail.comまでご連絡ください。)
ちなみに前回の研修会の様子は、こちらからご覧いただけます。
2016年9月20日火曜日
絵本を修正中!~心臓と肺と血液の役割は、どうやって伝えたら5歳児に分かりやすい?!~
こんにちは。NPO法人からだフシギです。
先日、一日かけて、「わたしのからだ」8冊シリーズの絵本の修正を行いました。この絵本は2007年に聖路加国際大学(当時は聖路加看護大学)の研究の成果物として作成し、その後第2版を経て、今回改正したら第3版なります。
この本は、使うたびに子どもたちや保護者、保育士の方々などからフィードバックをいただけるので、皆さんの声で育ててもらっている本です。
先日のこの修正作業の中で、いちばん議論が白熱し難しかったのは循環器系のシリーズの絵本。みなさん、肺と心臓、血液の役割をどうやって5歳の子どもに説明をしますか?
「動脈血は心臓の左心室から体中に送りだされて、体中の細胞に酸素を渡して二酸化炭素を受け取って静脈血になって心臓の右心房に戻ります(体循環)。静脈血は心臓の右心室から肺に送り出され、そこで二酸化炭素を渡して酸素をもらって動脈血となってまた心臓の左心房に戻ります(肺循環)。このように人の体は4つの部屋を持つ心臓というポンプを使って、血液を体中に送り、ガス交換をしています。」(いやいや、人の体って本当にうまくできています。)
これを、嘘をつかず、でも省略しすぎず、5歳児の理解度に合わせて説明するのは至難の技。でも医療者なら、できなくてはいけない説明だと思うのです。そしてもちろん医療者だけでなく、自分の体に関する基本的な知識はみんなが持っていて良いもの。
自分の健康や体のことを医療者任せにしないために、そういう社会を作っていくために、からだフシギは地道に活動を続けていきます(^-^)/
今日のメンバーはライター、医療者、幼稚園教諭という顔ぶれ。メンバーそれぞれの立場から、それぞれの強みを生かして、作業に取り組みました。(面白かったのが、幼稚園教諭のメンバーから「絵本を途中で縦向きにすると、子どもたちは喜ぶのよ〜♪」というアイディア。確かに途中のページだけ向きを変える絵本ってあったわ〜。いやいや、医療者だけだと出てこない考えですよ。)
写真は、多様なメンバーで、絵本の中の表現について、ぎろんをしているところ。
まだ修正作業はこの先も続きます。。が、修正前の、現在のものは下記のリンクから閲覧することができます。
http://arch.luke.ac.jp/dspace/handle/10285/6189
ぜひご覧ください。そしてここが分かりにくい!こうしたらいいのでは?という皆様のご意見を頂けたら幸いです。
先日、一日かけて、「わたしのからだ」8冊シリーズの絵本の修正を行いました。この絵本は2007年に聖路加国際大学(当時は聖路加看護大学)の研究の成果物として作成し、その後第2版を経て、今回改正したら第3版なります。
この本は、使うたびに子どもたちや保護者、保育士の方々などからフィードバックをいただけるので、皆さんの声で育ててもらっている本です。
先日のこの修正作業の中で、いちばん議論が白熱し難しかったのは循環器系のシリーズの絵本。みなさん、肺と心臓、血液の役割をどうやって5歳の子どもに説明をしますか?
「動脈血は心臓の左心室から体中に送りだされて、体中の細胞に酸素を渡して二酸化炭素を受け取って静脈血になって心臓の右心房に戻ります(体循環)。静脈血は心臓の右心室から肺に送り出され、そこで二酸化炭素を渡して酸素をもらって動脈血となってまた心臓の左心房に戻ります(肺循環)。このように人の体は4つの部屋を持つ心臓というポンプを使って、血液を体中に送り、ガス交換をしています。」(いやいや、人の体って本当にうまくできています。)
これを、嘘をつかず、でも省略しすぎず、5歳児の理解度に合わせて説明するのは至難の技。でも医療者なら、できなくてはいけない説明だと思うのです。そしてもちろん医療者だけでなく、自分の体に関する基本的な知識はみんなが持っていて良いもの。
自分の健康や体のことを医療者任せにしないために、そういう社会を作っていくために、からだフシギは地道に活動を続けていきます(^-^)/
今日のメンバーはライター、医療者、幼稚園教諭という顔ぶれ。メンバーそれぞれの立場から、それぞれの強みを生かして、作業に取り組みました。(面白かったのが、幼稚園教諭のメンバーから「絵本を途中で縦向きにすると、子どもたちは喜ぶのよ〜♪」というアイディア。確かに途中のページだけ向きを変える絵本ってあったわ〜。いやいや、医療者だけだと出てこない考えですよ。)
写真は、多様なメンバーで、絵本の中の表現について、ぎろんをしているところ。
まだ修正作業はこの先も続きます。。が、修正前の、現在のものは下記のリンクから閲覧することができます。
http://arch.luke.ac.jp/dspace/handle/10285/6189
ぜひご覧ください。そしてここが分かりにくい!こうしたらいいのでは?という皆様のご意見を頂けたら幸いです。
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