2016年から始めた「からだ先生研修会」を受けてくださった方々は、全国340名に上ります。
先週日曜日は、からだ先生になってくださった方々同士の交流会を開催しました。
今回はお二人の方に子どもに体のことを伝える経験をお話しいただきました。タイトルは以下の通りです。
- (報告1)子どもの「からだのことを知りたい!」に応える 〜ひともうんちも十人十色(原山千咲さん:NPOからだフシギスタッフ、保育士・ホスピタルプレイスペシャリスト)
- (報告2)「おしえて!からだせんせい!―自分のからだを調べてみよう―」(江崎玲子さん:逗子市立図書館司書)
お二人には写真がたくさん入ったスライドを使って、現場の様子が伝わるお話をしていただきました。
その後は質問タイム。事前に頂いていたもの含め様々な疑問質問が出ました。書いているのは答えのようなコメントの要約です。(実際にはもっと具体的な話がされました。)
- どんなところでお話会をするか、具体的な例を知りたいです⇒保育園や図書館、子ども食堂、大学の公開イベントなど、気づいたら本当にたくさんの形の体のお話会が開催されています。その現場によってやり方や人数は様々で、正解はありません。やりたい形で、できる範囲で、楽しみながら、実施してもらえたらと思っています。
- 自分が保育園などに所属していない場合、どうやって始めたらいいでしょうか?⇒これには、興味がありそうな人に声をかけてからだ先生研修会に参加してもらって一緒に始めた、というお話がありました。また保育園の横のネットワークが広がることも。確かに一人で始めることはハードルが高くても、小さくできる範囲で誰かと一緒になら、できることもありそうです。
- 性教育の話は、お話ししようと思っても断られてしまいます。⇒これは私たちもこれまでよく伺ってきた話です。そのたびに、生殖器や性の話だけ特別視するのではなくて、8系統すべてそろって人間なので、どれも大事であることを伝えています。また大人ほど子どもは構えておらず、素直に話を聞いてくれます。
これ以外にも、様々な質問やコメントをいただきました。
からだ先生同士の交流会は、今後も定期的に行っていきたいと思っています。どうぞご参加ください。
プレゼンをしてくださったお二人の方、参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。
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