1月26日(日)に「からだ先生」研修会をオンラインでおこないました。
今回も大学生から司書の方、保育園で働かれている方々など、それぞれ異なるバックグラウンドの参加者が集まってくださり、「からだ」の仕組みを子どもたちへ広めようとしている私たちの活動へ、いろいろな視点のご意見を頂くこととなり、大変有意義な研修会となりました。
参加者から絵本の中で用いられている「食道(しょくどう)」などの用語がそのままでは、子どもに難しいから簡単な言葉を探したくなる、というご意見をいただきました。この絵本は子ども達に正しい言葉で伝えることが大切だという思いで作られており、これまで絵本の読み聞かせの中で、子どもたちに食道の絵を指差しながらお話しすると、「しょくどう」を連呼するなどして楽しそうに覚えてくれて、「腕(うで)」や「頭(あたま)」と同じような身体の部分として身についていました。
また、絵本には性別が「おとこのこ」と「おんなのこ」しか取り上げられていないというご意見を頂きました。それはこの絵本が人間のからだの生物学的な仕組みを知ってもらうようにまとめているので、社会的要素や心理的要素については触れていないことをご説明しました。
このように研修会に参加してくださる方々からの様々なお話が、私たちの活動を改めて見直す機会となり、更に高めてゆくことにつながっていくと感じられます。より多くの方が「からだ先生」として一緒に活動してくださることを楽しみにしています。
参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。